(2021/06/17)
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)のスポンサーであるインベスコグループが、IOJの投資口公開買付(TOB)を行うことを正式に発表した。 提案書のとおり、IOJの全投資口を対象とし、公開買付価格は22,750円、買付予定口数の下限を54.10%、買付期間は6月18日~7月27日までとする。TOB成立後、投資口併合によるスクイーズアウト(少数投資主排除)を行い、非上場化を進める予定。 これに対し、IOJは本TOBに賛同することを表明した。 IOJは、スターウッド・キャピタル・グループ(SCG)によるTOBに対し、投信法においてスクイーズアウトは認められず、投資口併合によるスクイーズアウトの買収スキームに深刻な強圧性があると判断し、反対を表明した。しかし、金融庁等の動きがなかったことや識者の見解等を経て、投信法において投資口併合によるスクイーズアウトが必ずしも認められないわけではないと考えを改めた。SCGの公開買付価格を1.11%上回る公開買付価格の合理性や、現資産運用会社がIOJの運用実績を持ちポートフォリオを十分理解している点等から、本TOBの条件は妥当であると判断した。
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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