(2021/06/15)
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が、第14期(2021年4月期)決算を発表した。 第14期は「IBFプランニングビル」を売却。第14期の期中平均稼働率は98.2%と前期比1.1ポイント低下。これにより賃貸収入が減少したが、物件売却益137百万円が寄与し、前期比1.5%増益。自己投資口の取得により投資口数が1.1%減少し、1口当たり分配金は420円となった。 期末のポートフォリオは18物件、資産規模(取得額合計)は2,258億円、有利子負債比率は49.3%。 第15期(2021年10月期)は、期中平均稼働率が97.8%と一段の低下を想定する。賃貸収入の減少、物件売却益がなくなること、また投資口公開買付に関する専門家報酬等の発生により、前期比12.5%減益を見込み、1口当たり分配金は367円となる見通し。 第16期(2022年4月期)は、期中平均稼働率が99.1%と改善する見込み。前期の投資口公開買付の対応費用がなくなるため、前期予想比3.5%増益を見込み、1口当たり分配金は381円となる見通し。 なお、品川シーサイドイーストタワーのホテルオペレーターである相鉄ホテル開発が11月に退去予定であるが、空室期間の発生なく、次のオペレーターがソラーレホテルズアンドリゾーツに決定した。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,755百万円 | 8,767百万円 | 0.1% | 8,479百万円 | ▲3.3% |
当期利益 | 3,698百万円 | 3,236百万円 | ▲12.5% | 3,348百万円 | 3.5% |
1口当たり分配金 | 420円 | 367円 | ▲12.6% | 381円 | 3.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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