(2016/02/18)
ジャパンエクセレント投資法人が、第19期(平成27年12月期)決算を発表した。第19期は、投資口の追加発行を行い、沖縄のオフィスビルを取得する一方、港区のオフィスビル2棟を売却。前期に取得した日石横浜ビルの通期稼働及び物件売却益が寄与し、前期比9.2%増益。差引き223百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,500円と前期を2.1%下回った。期末のポートフォリオは30棟、資産規模(取得額合計)は2,755億円、有利子負債比率は46.4%と4年半ぶりの低水準となった。第20期(平成28年6月期)は、前期に売却した物件の賃貸収入や物件売却益がなくなるため、前期比8.1%減益を見込み、1口当たり分配金は2,460円となる見通し。続く第21期(平成28年12月期)は、固都税の増加等により営業利益ベースでは前期予想比0.3%減益を見込むが、支払利息の減少により当期純利益は1.0%増益を見込む。内部留保より108百万円を取り崩し、1口当たり分配金は2,570円となる見通し。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,839百万円 | 10,243百万円 | ▲5.5% | 10,346百万円 | 1.0% |
当期利益 | 3,384百万円 | 3,110百万円 | ▲8.1% | 3,140百万円 | 1.0% |
分配金総額 | 3,161百万円 | 3,110百万円 | ▲1.6% | 3,249百万円 | 4.5% |
1口当たり分配金 | 2,500円 | 2,460円 | ▲1.6% | 2,570円 | 4.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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