(2022/05/18)
大和証券リビング投資法人(DLI)が、第32期(2022年3月期)決算を発表した。 第32期は、投資口の追加発行を行い「グランカーサ新大阪SOUTH」等、住宅3物件、ヘルスケア施設4物件を取得した。住宅の期中平均稼働率は97.7%と前期より0.6ポイント上昇。新規物件の収益が寄与し、前期比4.3%増益。一時差異等調整積立金より185百万円を取崩し、投資口数が3.4%増加するも、1口当たり分配金は2,180円と前期比0.9%増となった。 期末のポートフォリオは239物件、資産規模(取得額合計)は3,439億円、有利子負債比率は51.0%。 第33期(2022年9月期)は、「グランカーサ清澄白河」を取得。固都税や原状回復費が増加する一方、賃貸収入の増加、修繕費や投資口発行費用の減少により、前期比0.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より169百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,180円と前期と同額となる見通し。 第34期(2023年3月期)は、「グランカーサ蔵前」を取得予定。賃貸収入の増加により前期予想比0.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より153百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,180円となる見通し。 DLIのパイプライン機能を果たす大和証券リアルティとの連携を強化し、更なる外部成長を実現することで、引き続き中期目標である資産規模4,000億円、1口当たり分配金2,200円(1口当たり利益2,160円)を目指す。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,263百万円 | 11,299百万円 | 0.3% | 11,327百万円 | 0.2% |
当期利益 | 4,621百万円 | 4,636百万円 | 0.3% | 4,653百万円 | 0.4% |
分配金総額 | 4,806百万円 | 4,806百万円 | 0.0% | 4,806百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,180円 | 2,180円 | 0.0% | 2,180円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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