(2011/05/16)
日本賃貸住宅投資法人が第10期(平成23年3月期)決算を発表した。第10期は、2棟取得及び6棟売却を行った。プロスペクト・リート投資法人からの合併受入資産の賃貸収入が通期で寄与し前期比22%増収となる一方、物件売却損1,723百万円計上、3棟の減損処理に伴う特別損失2,483百万円計上により、当期損失2,785百万円となった。負ののれんによる剰余金4,215百万円を取り崩し、差額1,430百万円を分配原資とし、1口当たり分配金は1,075円となった。第11期は、前期の物件売却損及び特別損失がなくなることから、当期利益1,397百万円、剰余金の活用を見込まず、1口当たり分配金は1,050円となる見通し。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,632百万円 | 5,562百万円 | ▲1.2% |
当期利益 | -2,785百万円 | 1,397百万円 | - |
分配金 (/1口) |
1,075円 | 1,050円 | ▲2.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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