(2022/02/25)
ジャパン・ホテル・リート投資法人が、第22期(2021年12月期)決算を発表した。 第22期は、3月にスポンサーグループを割当先とする第三者割当増資を行い3億円を調達。7月に「オリエンタルホテル・ユニバーサル・シティ」の敷地一部を追加取得する一方、12月に「イビス東京新宿」を売却した。またチサンホテル蒲田等4物件でリブランドを実施した。コロナ禍の長期化により変動賃料24物件のRevper(客室当たり売上げ)は4,724円と2019年比-66.7%。主要なオペレーターであるHMJグループが固定賃料を支払うことが出来ないため、2021年はHMJの固定賃料を減免し全額変動賃料の契約とした。これにより固定賃料は前期より減少したが、緊急事態宣言明けの10月以降ホテル需要が回復したため、変動賃料は増加した。物件売却益3,258百万円を計上し、当期利益は1,296百万円(前期比15.1%減)。一時差異等調整積立金より335百万円を取崩し、1口当たり分配金は366円となった。 期末のポートフォリオは41物件、資産規模(取得額合計)は3,635億円、有利子負債比率は41.8%。 第23期(2022年12月期)は、HMJグループとの契約を2021年同様2022年も全額変動賃料とすることに変更した。これに伴い第23期は変動賃料の占める割合が大きいため、現時点において業績予想は未定とする。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,633百万円 | 未定 | - |
当期利益 | 1,296百万円 | 未定 | - |
分配金総額 | 1,634百万円 | 未定 | - |
1口当たり分配金 | 366円 | 未定 | - |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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