(2019/02/20)
ジャパン・ホテル・リート投資法人が、第19期(2018年12月期)決算を発表した。 第19期は「ザ・ビー赤坂見附」等ホテル3物件を売却。変動賃料の増加や、物件売却益1,934百万円が寄与し、前期比15.7%増益。物件売却益のうち1,174百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より563百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,890円と前期を5.6%上回った。 期末のポートフォリオは41物件、資産規模(取得額合計)は3,093億円、有利子負債比率は39.0%。変動賃料比率は43.8%と、前期の44.2%を下回った。 第20期(2019年12月期)は、投資口の追加発行を行い「ヒルトン東京お台場」「ホテルオリエンタルエクスプレス大阪心斎橋」を取得。新規物件の収益や、既存物件の変動賃料増加が寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比5.8%減益を見込む。一時差異等調整積立金より1,176百万円を取崩すが、投資口数11.3%増加により、1口当たり分配金は3,686円と前期を5.2%下回る見通し。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 28,253百万円 | 28,876百万円 | 2.2% |
当期利益 | 16,210百万円 | 15,273百万円 | ▲5.8% |
分配金総額 | 15,602百万円 | 16,450百万円 | 5.4% |
1口当たり分配金 | 3,890円 | 3,686円 | ▲5.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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