(2019/04/18)
大和ハウスリート投資法人が、第26期(2019年2月期)決算を発表した。 第26期は、「DPL北九州」等、4物件を取得、「森のとなり」を売却した。これによる賃貸収益増加、レジデンスの稼働率上昇、物件売却益113百万円が寄与し、前期比10.7%増益。物件売却益等120百万円を内部留保する一方、のれん償却費相当額1,980百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は5,427円と前期を7.6%上回った。 期末のポートフォリオは216物件、資産規模(取得額合計)は6,834億円、有利子負債比率(のれん含む)は41.3%。 第27期(2019年8月期)は、投資口の追加発行を行い「Dプロジェクト板橋新河岸」等13物件を取得。前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比1.7%増益を見込む。のれん償却費相当額1,982百万円を内部留保より取崩し、分配金総額10,729百万円となるが、投資口数7.7%増加により、1口当たり分配金は5,170円と前期を4.7%下回る見通し。 第28期(2020年2月期)は、第27期に取得した物件の通期稼働、投資口発行費用がなくなること等により、前期予想比4.7%増益を見込む。のれん償却費相当額1,982百万円を加算し、1口当たり分配金は5,370円と前期予想を3.9%上回る見通し。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 23,127百万円 | 24,585百万円 | 6.3% | 24,911百万円 | 1.3% |
当期利益 | 8,597百万円 | 8,747百万円 | 1.7% | 9,161百万円 | 4.7% |
分配金総額 | 10,457百万円 | 10,729百万円 | 2.6% | 11,143百万円 | 3.9% |
1口当たり分配金 | 5,427円 | 5,170円 | ▲4.7% | 5,370円 | 3.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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