(2019/01/21)
大和証券オフィス投資法人が、第26期(2018年11月期)決算を発表した。 第26期は、「プライム神田ビル」「北品川御殿山ビル」「笹塚NAビル」を取得。前期の物件売却益がなくなる一方、賃貸収益の増加や支払利息の減少等により、前期比0.2%増益。内部留保を行った前期に対し、1口当たり分配金は11,997円と前期を7.6%上回った。 期末のポートフォリオは58物件、資産規模(取得額合計)は4,597億円、有利子負債比率は41.5%。 第27期(2019年5月期)は、「笹塚サウスビル」を取得。また保有物件1物件を売却予定(未公表)。これによる賃貸収益の増加、物件売却益143百万円により、前期比5.0%増益を見込む。物件売却益を内部留保することを想定し、1口当たり分配金は12,300円と前期を2.5%上回る見通し。 第28期(2019年11月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比1.5%減益を見込む。内部留保を行う前期に対し、1口当たり分配金は12,400円と前期予想を0.8%上回る見通し。 都心主要5区の投資比率がポートフォリオ全体の80%、なかでも渋谷区・新宿区の投資比率が42%を占める。テナント入替え及び更新による賃料増額率が従来より高い水準で推移し、引き続き内部成長が続く見通し。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,193百万円 | 13,679百万円 | 3.7% | 13,550百万円 | ▲0.9% |
当期利益 | 5,901百万円 | 6,193百万円 | 4.9% | 6,099百万円 | ▲1.5% |
分配金総額 | 5,901百万円 | 6,050百万円 | 2.5% | 6,099百万円 | 0.8% |
1口当たり分配金 | 11,997円 | 12,300円 | 2.5% | 12,400円 | 0.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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