(2022/04/14)
福岡リート投資法人が、第35期(2022年2月期)決算を発表した。 第35期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働、木の葉モール橋本等の売上連動賃料の商業施設の賃料増加が寄与したが、前期の物件売却益がなくなったことや売却した物件の減収により、前期比0.1%減益となり、1口当たり分配金は3,536円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は2,020億円、有利子負債比率は41.5% 第36期は「博多筑紫通りセンタービル」を取得。これにより増収となるが、固都税、水光熱費、修繕費等の増加により、前期比1.0%減益を見込み、1口当たり分配金は3,500円となる見通し。 第37期(2023年2月期)は、東比恵ビジネスセンターの主要テナントが2022年9月に解約となるが、売上連動賃料の商業施設の賃料増加により、当期利益は前期予想と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,500円となる見通し。 東比恵ビジネスセンターは、東比恵駅直結のアクセスや建物グレードによる競争力の高さと、福岡の堅調なオフィス市況を背景に、賃料ギャップを活用したリーシングを図る方針。 引き続きオフィスや物流施設を中心に取得し、資産規模2,500億円を目指す。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,658百万円 | 8,807百万円 | 1.7% | 8,749百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 2,814百万円 | 2,786百万円 | ▲1.0% | 2,786百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,536円 | 3,500円 | ▲1.0% | 3,500円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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