(2019/04/12)
福岡リート投資法人が、第29期(2019年2月期)決算を発表した。 第29期は「ティサージホテル那覇」を取得。これによる賃貸収益やキャナルシティ博多の歩合賃料が寄与し、前期比2.6%増益、1口当たり分配金は3,687円となった。 期末のポートフォリオは29物件、資産規模(取得額合計)は1,959億円、有利子負債比率は39.7%。 第30期(2019年8月期)は、ティサージホテル那覇の通期稼働や、オフィスビルの増収が寄与する一方、キャナルシティ博多の歩合賃料の減少や固都税の増加により、前期比0.2%減益を見込み、1口当たり分配金は3,680円となる見通し。 第31期(2020年2月期)は、木の葉モール橋本のテナント入替えによる空室期間を想定する一方、キャナルシティ博多の歩合賃料が寄与し、前期予想比0.5%増益を見込み、1口当たり分配金は3,700円となる見通し。 なお、3月に運用方針の変更を発表した。市場環境に対応し、商業施設以外の用途割合を増加する。商業施設を60%~80%→40%~70%へ低下する一方、オフィスビルを20%~40%→20%~50%、その他の用途を0%~20%→0%~30%へ増加する。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,242百万円 | 9,305百万円 | 0.7% | 9,321百万円 | 0.2% |
当期利益 | 2,934百万円 | 2,929百万円 | ▲0.2% | 2,945百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 3,687円 | 3,680円 | ▲0.2% | 3,700円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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