(2019/01/22)
平和不動産リート投資法人が、第34期(2018年11月期)決算を発表した。 第34期は、「サザンスカイタワー八王子」「イトーピア日本橋SAビル」を取得、「三田平和ビル」の底地一部を売却した。賃貸収益は増加したが、物件売却益が減少したため、前期比48%減益。物件売却益302百万円のうち143百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金の40百万円均等取崩しにより、1口当たり分配金は2,350円と前期を2.2%上回った。 期末のポートフォリオは101物件、資産規模(取得額合計)は1,681億円、有利子負債比率は44.1%。 第35期(2019年5月期)は、「浜町平和ビル」等4物件を取得、「三田平和ビル」の底地残りを売却する。これによる賃貸収益の増加が寄与し、前期比2.3%増益を見込む。物件売却益のうち149百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金の40百万円均等取崩しにより、1口当たり分配金は2,400円と前期を2.1%上回る見通し。 第36期(2019年11月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比12.2%減益を見込む。一時差異等調整積立金より200百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,400円と、内部留保を行った前期予想と同水準となる見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,215百万円 | 6,359百万円 | 2.3% | 6,048百万円 | ▲4.9% |
当期利益 | 2,487百万円 | 2,544百万円 | 2.3% | 2,234百万円 | ▲12.2% |
分配金総額 | 2,384百万円 | 2,435百万円 | 2.1% | 2,435百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,350円 | 2,400円 | 2.1% | 2,400円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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