(2021/02/15)
フロンティア不動産投資法人が、第33期(2020年12月期)決算を発表した。 第33期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働やららぽーと新三郷のテナント入替えに伴う一時金収入が寄与する一方、コロナ禍の影響により、都市型商業施設を中心とした賃料一時減額や歩合賃料の減少、また修繕費の増加により、前期比3.0%減益。1口当たり分配金は10,448円となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模(取得額合計)は3,390億円、有利子負債比率は37.8%。 第34期(2021年6月期)は、前期に発生した一時金収入がなくなる一方、コロナ禍による賃料減額等の影響が縮小、また修繕費の減少等により、前期比0.9%増益を見込み、1口当たり分配金は10,540円となる見通し。 第35期(2021年12月期)は、引き続きコロナ禍の影響が改善することを想定する一方、修繕費の増加により、当期利益は前期予想と同程度をを見込み、1口当たり分配金は10,550円となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,850百万円 | 10,664百万円 | ▲1.7% | 10,794百万円 | 1.2% |
当期利益 | 5,336百万円 | 5,386百万円 | 0.9% | 5,388百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 10,448円 | 10,540円 | 0.9% | 10,550円 | 0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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