(2019/03/18)
フロンティア不動産が、物件入替えを発表した。 売却する三井ショッピングパークアルパーク(東棟)は、2013年に取得した広島市西区に位置する複合型のショッピングセンター。三井不動産と2033年までのマスターリース契約であったが、相次ぐ競合施設の出店による売上げ減少、築年数経過による修繕コストの増加から、マスターリース契約の解消リスクがあったため、売却することを決定した。売却額は3.8億円。 一方、池袋、名古屋・栄、大阪・心斎橋の都市型商業施設計3物件を三井不動産より取得する。3物件の取得額は計224.9億円。物件入替後のポートフォリオの規模は5.6%増の3,218億円となる。 なお、アルパークの売却に伴い売却損約9億円が第30期(2019年6月期)に発生するが、物件取得又は売却、内部留保の取崩し、利益超過分配の実施を検討することから、1口当たり分配金の修正はなし。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 想定NOI利回り | 還元利回り | 売主 |
池袋グローブ (共有持分50%) |
東京都豊島区東池袋 | 10,300百万円 | 3.95% | 3.80% | 三井不動産(株) |
栄グローブ (共有持分40%) |
愛知県名古屋市中区栄 | 6,350百万円 | 3.64% | 3.60% | |
心斎橋MGビル (共有持分60%) |
大阪府大阪市中央区心斎橋筋 | 5,840百万円 | 3.39% | 3.30% | |
合計 | 22,490百万円 | ||||
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 | 差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
三井ショッピングパーク アルパーク(東棟) |
広島県広島市西区草津新町 | 3,800百万円 | 4,741百万円 | -941百万円 | 非開示 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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