(2021/12/08)
インヴィンシブル投資法人が、スポンサーグループのホテル運営会社であるマイステイズ・ホテル・マネジメント(MHM)との、2021年10月~12月の賃貸借契約の変更を発表した。MHMが未だ原契約の固定賃料を支払うことは出来ないため、引き続き暫定措置として73物件の賃料減額を行う。3ヶ月の固定賃料を、原契約の27億円に対し9.5億円と約65%の減額とする。なお、変動賃料は3ヶ月通算のGOP(ホテルの営業利益)が固定賃料を上回った場合に発生する。 併せて、関西及び名古屋に保有する住宅計13物件を売却することを発表した。13物件の売却額は計106億円。第37期(2021年12月期)及び第38期(2022年6月期)の2期に分割して売却する。これにより第37期は1,949百万円、第38期は1,437百万円の売却益を計上するため、赤字及び無配を回避できる見込み。 これらに伴い、未定であった第37期業績予想を公表した。MHMの通期の固定賃料は19.5億円、変動賃料は6.2億円となる。7月に売却したレキシントン・プラザ八幡及び上記のうち7物件の売却益計2,539百万円計上により、当期利益は515百万円となり、1口当たり分配金は84円となる見通し。 第38期業績予想は未公表。 なお、直近のホテル稼働状況については、緊急事態宣言解除後の10月以降回復しており、国内のホテル75物件の客室稼働率は、11月に60.5%と昨年同月を上回る見通し。
第37期予想 | (前回8/25公表) | 増減率 | |
営業収益 | 7,957百万円 | 未定 | - |
当期利益 | 515百万円 | 未定 | - |
分配金総額 | 512百万円 | 未定 | - |
1口当たり分配金 | 84円 | 未定 | - |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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