(2011/07/21)
ユナイテッド・アーバン投資法人が第15期(平成23年5月期)決算を発表した。第15期は期初に日本コマーシャル投資法人と合併し、37棟を承継、その後うち1棟を売却した。これにより経常利益ベースで前期比32%増益、合併に伴う負ののれん12,492百万円を計上し、当期利益16,616百万円、分配金総額は負ののれんを活用せず4,124百万円。合併時に投資口6分割を行い、1口当たり分配金は2,841円となった。第16期(平成23年11月期)は、期初に投資口の追加発行及び4棟の取得を行った。新たに取得した4棟の賃貸収益寄与及び支払利息が減少する一方、既存物件の賃貸収益が減少すること等により、経常利益ベースで0.5%減益、投資口数が45%増加するが、負ののれんによる剰余金より1,492百万円を取り崩し、1口当たり分配金は2,750円となる見通し。続く第17期(平成24年5月期)は、支払利息の減少等により3.9%増益、剰余金より1,324百万円を取り崩し、1口当たり分配金は2,750円と前期予想と同額を見込む。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 14,912百万円 | 15,565百万円 | 4.4% | 15,273百万円 | ▲1.9% |
経常利益 | 4,315百万円 | 4,292百万円 | ▲0.5% | 4,462百万円 | 4.0% |
当期利益 | 16,616百万円 | 4,292百万円 | ▲74.2% | 4,461百万円 | 3.9% |
分配金 (/1口) |
2,841円 | 2,750円 | ▲3.2% | 2,750円 | 0.0% |
※第15期当期利益は負ののれん12,492百万円を含む |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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