(2021/07/30)
東急リアル・エステート投資法人(TRE)が、代官山フォーラムを売却する。 売却する物件は、東急東横線代官山駅より徒歩6分に位置する、1993年竣工の商業施設。TREは2008年に取得した。築28年を経過し大規模修繕工事を必要とする点、鑑定価格が簿価を下回って推移する点、直近の鑑定価格及び簿価を上回る価格で売却できる点から売却を決定した。売却額は42.5億円。売却先は非開示。 併せて業績予想を修正した。 第36期(2021年7月期)は、コロナ禍による賃料減免の影響が当初想定を下回ることや、修繕費の減少により、3月に公表した業績予想に対し4.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,560円となる見通し。 第37期(2022年1月期)は、代官山フォーラムの売却益94百万円が発生する一方、保有物件の再生可能エネルギー導入に伴う費用43百万円計上、コロナ禍による賃料減免の後ろ倒しにより、前回予想比0.4%減益を見込むが、内部留保額を調整することにより、1口当たり分配金は3,410円と変更なし。
<売却> | |||
物件名称 | 代官山フォーラム | ||
所在地 | 東京都渋谷区猿楽町 | ||
売却額 | 4,250百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 4,119百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 131百万円 | ||
売却日 | 2021年8月31日 | ||
売却先 | 非開示 | ||
第36期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 8,068百万円 | 7,987百万円 | 1.0% |
当期利益 | 3,480百万円 | 3,324百万円 | 4.7% |
1口当たり分配金 | 3,560円 | 3,400円 | 4.7% |
第37期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 8,415百万円 | 8,414百万円 | 0.0% |
当期利益 | 3,690百万円 | 3,703百万円 | ▲0.4% |
分配金総額 | 3,333百万円 | 3,333百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,410円 | 3,410円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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