(2009/02/17)
日本プライムリアルティ投資法人が第14期(平成20年12月期)決算を発表した。第14期は4棟取得(うち1棟は追加取得)、1棟売却を行った。賃貸収益が増加する一方、営業外収益の減少及び支払利息の増加等により前期比0.4%減益、1口当たり分配金は7,092円となった。併せて、大阪市北浜地区の複合施設(取得予定は低層階の商業施設のみ)の取得中止を発表した。当該物件は、平成19年3月に取得契約を締結し、平成21年3月竣工と同時に引き渡しを予定していた。しかし昨今の環境変化により契約時の想定収益と大幅に乖離し、鑑定価格が大きく変わること、また資金調達環境等を鑑みて、取得を中止することとした。この取得中止に伴い違約金及び仲介手数料22億円が発生する。これにより第15期(平成21年6月期)業績予想は違約金による特別損失を計上し、前期比53%減益、1口当たり分配金は3,300円となる見通し。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,171百万円 | 11,025百万円 | ▲1.3% |
当期利益 | 4,432百万円 | 2,062百万円 | ▲53.5% |
分配金 (/1口) |
7,092円 | 3,300円 | ▲53.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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