(2022/03/31)
オリックス不動産投資法人が、2物件を売却する。 売却する物件は、江東区木場にある築31年のオフィスビルと、金沢市にある築15年の住宅。ともに築年数が経過し、マーケットにおける相対的な競争力低下や今後の修繕費用の増加を懸念して売却を決定した。2物件の売却額は計76.60億円。 これに伴い第41期(2022年8月期)業績予想を修正。ビサイド木場の売却益2,186百万円やホテルの稼働回復による賃料上昇により、10月に公表した業績予想に対し29.7%増益を見込む。圧縮記帳により1,119百万円を内部留保する一方、99百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,680円と15.7%増となる見通し。 併せて第42期(2023年2月期)業績予想を発表。クロスレジデンス金沢香林坊の売却益1,345百万円が発生するが、前期より売却益が減少するため、前期予想比4.9%減益を見込む。物件売却益を全額分配、更に内部留保より140百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,900円と前期予想比6.0%増となる見通し。
<売却> | |||
物件名称 | ビサイド木場 | ||
所在地 | 東京都江東区木場 | ||
売却額 | 4,135百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 1,800百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 2,335百万円 | ||
売却日 | 2022年6月1日 | ||
売却先 | 非開示 | ||
<売却> | |||
物件名称 | クロスレジデンス金沢香林坊 | ||
所在地 | 石川県金沢市香林坊 | ||
売却額 | 3,526百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 2,046百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 1,480百万円 | ||
売却日 | 2022年2月1日 | ||
売却先 | (株)フージャースコーポレーション | ||
第41期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 25,531百万円 | 22,986百万円 | 11.1% |
当期利益 | 11,176百万円 | 8,619百万円 | 29.7% |
分配金総額 | 10,156百万円 | 8,776百万円 | 15.7% |
1口当たり分配金 | 3,680円 | 3,180円 | 15.7% |
第42期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 25,002百万円 | 25,531百万円 | ▲2.1% |
当期利益 | 10,623百万円 | 11,176百万円 | ▲4.9% |
分配金総額 | 10,763百万円 | 10,156百万円 | 6.0% |
1口当たり分配金 | 3,900円 | 3,680円 | 6.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。