(2019/04/18)
オリックス不動産投資法人が、第34期(2019年2月期)決算を発表した。 第34期は「神戸桃山台ショッピングセンター」底地等、3物件を売却。ホテルユニバーサルポートの変動賃料増加により増収となるも、物件売却損460百万円計上により、前期比4.8%減益。物件売却損相当額を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,487円となった。 期末のポートフォリオは109物件、資産規模(取得額合計)は6,635億円、有利子負債比率は42.7%。 第35期(2019年8月期)は、インターヴィレッジ大曲の地震復旧費用が発生するが、オリックス芝2丁目ビルのテナント入替えや既存物件の賃料増額による増収、前期の売却損がなくなることにより、前期比4.1%増益を見込む。地震復旧費用相当額337百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,580円となる見通し。 第36期(2020年2月期)は、前期の地震復旧費用がなくなるため、前期予想比2.4%増益を見込む一方、前期の内部留保取崩しがなくなるため、1口当たり分配金は3,540円と前期予想を1.1%下回る見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 24,052百万円 | 24,298百万円 | 1.0% | 24,094百万円 | ▲0.8% |
当期利益 | 9,164百万円 | 9,543百万円 | 4.1% | 9,769百万円 | 2.4% |
分配金総額 | 9,624百万円 | 9,881百万円 | 2.7% | 9,769百万円 | ▲1.1% |
1口当たり分配金 | 3,487円 | 3,580円 | 2.7% | 3,540円 | ▲1.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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