(2016/05/16)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第29期(平成28年3月期)決算を発表した。第29期は、広小路栄ビルディングと京都四条河原町ビルを売却。前期に取得した物件の通期稼働及び物件売却益161百万円が寄与し、前期比2.6%増益。物件売却益を内部留保するも、1口当たり分配金は8,121円と前期を1.5%上回った。期末のポートフォリオは68棟、資産規模(取得額合計)は9,234億円、有利子負債比率は40.8%。第30期(平成28年9月期)は、前期の物件売却益がなくなる一方、既存物件の増収や支払利息の減少により、前期比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は8,250円と前期を1.6%上回る見通し。続く第31期(平成29年3月期)は、減価償却費や支払利息の減少により、前期予想比1.4%増益を見込み、1口当たり分配金は8,360円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 30,589百万円 | 30,560百万円 | ▲0.1% | 30,560百万円 | 0.0% |
当期利益 | 10,753百万円 | 10,800百万円 | 0.4% | 10,950百万円 | 1.4% |
分配金総額 | 10,632百万円 | 10,800百万円 | 1.6% | 10,950百万円 | 1.4% |
1口当たり分配金 | 8,121円 | 8,250円 | 1.6% | 8,360円 | 1.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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