(2021/08/13)
タカラレーベン不動産投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。 発行口数は112,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,400口。これにより発行後の投資口数は24.3%増の575,000口となる予定。 調達額は130億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「川越ウエストビル」等オフィスビル2物件、住宅8物件、商業施設1物件、底地1物件の計12物件、取得額は計263.10億円。 これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は30%増の1,131億円となり、資産規模1,000億円を達成する。 これらに伴い第8期(2022年2月期)業績予想を修正。新規12物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し37.8%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,000円と3.4%増加する見通し。 併せて第9期(2022年8月期)業績予想を公表した。修繕費が減少するが、固都税、管理委託費、運用報酬等の増加により、前期予想比6.6%減益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,800円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第8期及び第9期末に46.8%と、第6期(2021年2月期)末の46.0%から上昇する見込み。
第8期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 3,330百万円 | 2,570百万円 | 29.6% |
当期利益 | 1,674百万円 | 1,215百万円 | 37.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,997円 | 2,896円 | 3.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 3円 | 4円 | ▲25.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,000円 | 2,900円 | 3.4% |
第9期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 3,361百万円 | 3,330百万円 | 0.9% |
当期利益 | 1,563百万円 | 1,674百万円 | ▲6.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,797円 | 2,997円 | ▲6.7% |
1口当たり利益超過分配金 | 3円 | 3円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,800円 | 3,000円 | ▲6.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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