(2019/01/22)
大江戸温泉リート投資法人(OOR)が、第5期(2018年11月期)決算を発表した。 第5期における物件取得はなし。固都税や減価償却費の増加により営業利益ベースでは前期比2.7%減益だが、前期の投資口発行費用がなくなったため、当期純利益は1.3%増、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,466円となった。 期末のポートフォリオは14物件、資産規模(取得額合計)は367億円、有利子負債比率は40.9%。 併せて、保有物件4物件の賃料改定を発表した。ポートフォリオの28%を占める「大江戸温泉物語レオマリゾート」はテナントによるテーマパークの設備負担が大きいため、6月以降固定賃料を引下げ、変動賃料割合を増加する。その代わりにその他3物件の固定賃料を上げる結果、OORが受領する固定賃料総額は変わらない。 第6期(2019年5月期)は、固都税評価額による影響で前期比3.5%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,380円となる見通し。 第7期(2019年11月期)は、減価償却費が増加する一方、外部委託費用の減少により、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,380円と前期予想と同額を見込む。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,450百万円 | 1,434百万円 | ▲1.1% | 1,434百万円 | 0.0% |
当期利益 | 577百万円 | 557百万円 | ▲3.5% | 557百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,454円 | 2,368円 | ▲3.5% | 2,368円 | 0.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 12円 | 12円 | 0.0% | 12円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,466円 | 2,380円 | ▲3.5% | 2,380円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。