(2021/09/14)
三井不動産ロジスティクパーク投資法人が、第10期(2021年7月期)決算を発表した。 第10期は「MFIP印西Ⅱ」を取得した。前期に取得した物件の通期稼働により、前期比3.6%増益。減価償却費の22.5%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,816円となった。 期末のポートフォリオは21物件、資産規模(取得額合計)は2,976億円、有利子負債比率は33.6%。 第11期(2022年1月期)は、JCRの格付けがAA-からAAへ引き上げ。前期に取得した物件が通期寄与するが、修繕費等の営業費用の増加により、前期比0.6%減益を見込む。減価償却費の23.5%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,830円と前期比0.2%増となる見通し。有利子負債比率は33.1%を想定。 第12期(2022年7月期)は、フリーレントの発生や固都税の増加により、前期予想比1.2%減益を見込む。減価償却費の24.2%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,784円と前期予想比0.6%減となる見通し。有利子負債比率は32.8%を想定。 引き続き三井不動産のパイプラインを活用し、中期目標である資産規模5,000億円を目指す。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,267百万円 | 9,477百万円 | 2.3% | 9,221百万円 | ▲2.7% |
当期利益 | 3,708百万円 | 3,685百万円 | ▲0.6% | 3,642百万円 | ▲1.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,842円 | 6,800円 | ▲0.6% | 6,721円 | ▲1.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 974円 | 1,030円 | 5.7% | 1,063円 | 3.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,816円 | 7,830円 | 0.2% | 7,784円 | ▲0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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