(2019/02/18)
マリモ地方創生リート投資法人が、第5期(2018年12月期)決算を発表した。 第5期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働、融資手数料の減少が寄与する一方、「アルティザ相武台」の大規模修繕に伴う修繕費の増加や資産運用報酬の増加により、前期比0.1%減益。減価償却費の29%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,445円となった。 期末のポートフォリオは25物件、資産規模(取得額合計)は245億円、有利子負債比率は47.7%。 第6期(2019年6月期)は「アルティザ東島田」を取得。これによる賃貸収入が寄与するが、2018年に取得した物件の固都税の増加、減価償却費の増加により、前期比1.0%減益を見込む。減価償却費の29.9%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,455円と前期を0.3%上回る見通し。 第7期(2019年12月期)は「MRRおおむた」のテナント退去、融資手数料の増加により、前期予想比1.7%減益を見込む。減価償却費の29.9%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,400円となる見通し。 上場後2年半が経過した。当面の資産規模の目標として、今後2年半で現在の2倍の500億円を目指す。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,093百万円 | 1,111百万円 | 1.6% | 1,105百万円 | ▲0.5% |
当期利益 | 395百万円 | 390百万円 | ▲1.3% | 384百万円 | ▲1.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,985円 | 2,953円 | ▲1.1% | 2,903円 | ▲1.7% |
1口当たり 利益超過分配金 |
460円 | 502円 | 9.1% | 497円 | ▲1.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
3,445円 | 3,455円 | 0.3% | 3,400円 | ▲1.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。