(2019/09/12)
スターアジア不動産投資法人が、第7期(2019年7月期)決算を発表した。 第7期は、「アニューズメントメディア学院新館」を取得、「博多駅東113ビル」を売却した。保険金収入や解約違約金収入が増加する一方、物件売却益の減少、固都税や修繕費の増加により、前期比4.2%減益、1口当たり分配金は3,625円となった。 期末のポートフォリオは34物件、資産規模(取得額合計)は1,023億円、有利子負債比率は46.8%。 第8期(2020年1月期)は、物件の取得予定はなし。東神戸センタービル及び原木ロジスティクスのテナント退去や賃料一部免除による減収、前期の物件売却益がなくなるため、前期比26.6%減益を見込む。賃料一部免除の一時的な収益減の対策として内部留保から56百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,770円となる見通し。 第9期(2020年7月期)は、原木ロジスティクスの賃料一部免除の解消により、前期予想比3%増益を見込む。内部留保より14百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,770円と前期予想と同水準を見込む。 なお、上記業績予想は、さくら総合リート投資法人との合併予定は加味していない。 8月30日のさくら総合リート投資法人の投資主総会の決議結果を受け、さくら総合リート投資法人との合併協議を進める予定。10月~11月頃に合併契約を締結、11月~12月頃に投資主総会を開催し、投資主総会にて合併の承認を得られれば、その後合併となる流れ。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,785百万円 | 3,199百万円 | ▲15.5% | 3,266百万円 | 2.1% |
当期利益 | 1,964百万円 | 1,441百万円 | ▲26.6% | 1,483百万円 | 2.9% |
分配金総額 | 1,960百万円 | 1,497百万円 | ▲23.6% | 1,497百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,625円 | 2,770円 | ▲23.6% | 2,770円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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