(2022/04/15)
ラサールロジポート投資法人が、第12期(2022年2月期)決算を発表した。 第12期は、ロジポート尼崎の増築棟を追加取得、また大阪住之江物流センターの開発ファンドへ追加出資を行った。前期に取得したロジポート大阪ベイが通期寄与したが、前期に計上したブリッジファンドの償還益がなくなったため、前期比2.1%減益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,137円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模(取得額合計)は3,578億円、有利子負債比率は41.7%。 第13期(2022年8月期)は、既存物件の稼働率上昇、賃料増額改定により増収となるが、ロジポート大阪ベイの固都税計上等により、前期比2.8%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,058円となる見通し。 第14期(2023年2月期)は、引き続き賃料増額を見込むが、リーシング費用の増加により、前期予想比0.9%減益を見込む。利益超過分配金を減価償却費の34%相当に一時的に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,064円となる見通し。 スポンサーのラサールが名古屋で再開発を開始。中京圏への新規投資に加え、スポンサー以外の再開発案件、中規模クラスや未稼働の物件も視野に入れ、年平均4%超の分配金成長を目標とする。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,590百万円 | 10,694百万円 | 1.0% | 10,748百万円 | 0.5% |
当期利益 | 5,174百万円 | 5,030百万円 | ▲2.8% | 4,982百万円 | ▲1.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,899円 | 2,817円 | ▲2.8% | 2,791円 | ▲0.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 238円 | 241円 | 1.3% | 273円 | 13.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,137円 | 3,058円 | ▲2.5% | 3,064円 | 0.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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