(2019/09/12)
いちごホテルリート投資法人が、第8期(2019年7月期)決算を発表した。 第8期は「ネストホテル熊本」「ヴァリエホテル広島」を取得。2物件の収益が寄与する一方、前期の物件売却益がなくなったこと、ホテルの新規供給や日韓情勢悪化の影響を受け、大阪、京都、沖縄のホテルのホテル売上げ減に伴う変動賃料の減少により、前期予想比42%減益。1口当たり分配金は3,154円と、3月に公表した業績予想を下回った。 期末のポートフォリオは23物件、544億円、有利子負債比率は43.0%。 第9期(2020年1月期)は「ホテルビスタプレミオ京都」を売却予定。これによる売却益668百万円が寄与し、前期比49%増益を見込み、1口当たり分配金は4,700円となる見通し。 第10期(2020年7月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比36%減益を見込み、1口当たり分配金は3,001円となる見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,789百万円 | 2,383百万円 | 33.2% | 1,789百万円 | ▲24.9% |
当期利益 | 804百万円 | 1,198百万円 | 49.0% | 765百万円 | ▲36.1% |
1口当たり分配金 | 3,154円 | 4,700円 | 49.0% | 3,001円 | ▲36.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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