野村不動産マスターファンド投資法人

J-REIT銘柄情報

3462 野村不動産マスターファンド投資法人

野村不動産マスターファンド投資法人が第16期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,402円

(2023/10/18)

野村不動産マスターファンド投資法人が、第16期(2023年8月期)決算を発表した。 第16期は、物件入替えを推進し、「Landport東雲・安田倉庫」等9物件を取得する一方、「NMF名古屋柳橋ビル」等12物件を売却した。物件売却益4,706百万円が寄与し、前期比20%増益。のれん償却費2,622百万円を加算する一方、物件売却益より3,356百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,402円となった。 期末のポートフォリオは290物件、資産規模(取得額合計)は1兆985億円、有利子負債比率は43.7%。 第17期(2024年2月期)は、「ホテルウィングインターナショナルプレミアム京都三条」を取得する一方、「プライムアーバン上前津」等3物件を売却。物件売却益の減少により、前期比23%減益。のれん償却費2,622百万円を加算し、更に差引き474百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,376円となる見通し。 第18期(2024年8月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比0.7%減益を見込む。のれん償却費2,622百万円を加算し、更に内部留保より69百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,271円と前期予想比3.1%減となる見通し。 オフィス市況の不透明感から、当面はオフィス投資比率を第16末の42.7%から30%台へ低減する方針。物件売却の好機を活かし、物件入替えを進める。

           
  第16期実績 第17期予想 前期比 第18期予想 前期比
営業収益 43,645百万円 39,314百万円 ▲9.9% 39,384百万円 0.2%
当期利益 16,746百万円 12,781百万円 ▲23.7% 12,687百万円 ▲0.7%
分配金総額
(利益超過分配金含む)
16,041百万円 15,918百万円 ▲0.8% 15,423百万円 ▲3.1%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
3,402円 2,835円 ▲16.7% 2,690円 ▲5.1%
1口当たり利益超過分配金 0円 541円 - 581円 7.4%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
3,402円 3,376円 ▲0.8% 3,271円 ▲3.1%

野村不動産マスターファンド投資法人の記事を最新5件
2024/10/17
野村不動産マスターファンド投資法人が第18期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,450円
2024/10/08
野村不動産マスターファンド投資法人がNMF新宿南口ビルを売却
2024/09/17
野村不動産マスターファンド投資法人がホテル・アンドルームス新大阪を取得
2024/08/06
野村不動産マスターファンド投資法人がラ・ジェント・ステイ函館駅前を取得
2024/07/09
野村不動産マスターファンド投資法人が物件入替え、自己投資口の取得、業績予想の修正を発表
決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 野村不動産マスター +0.70%
2 星野リゾート +0.70%
3 ザイマックス +0.63%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。