(2021/09/15)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第12期(2021年7月期)決算を発表した。 第12期は「S-FORT熱田花町」等3物件を取得する一方、「S-FORT葵一丁目」等3物件を売却した。期中平均稼働率は95.8%と前期比0.9ポイント改善。物件売却益や消費税還付益の減少、リーシング費用や原状回復費の増加により、前期比24.5%減益。減価償却費の28.5%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金は2,735円となった。 期末のポートフォリオは132物件、資産規模(取得額合計)は1,182億円、有利子負債比率は50.8%。 第13期(2022年1月期)は、公募及び第三者割当による投資口の追加発行を行い、「S-FORT警固タワー」等、住宅24物件を取得し、資産規模は1,438億円となった。これにより前期比20.4%増益を見込む。投資口数が20.4%増加するも、1口当たり利益分配金は前期と同額となる予定。減価償却費の31.4%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,754円と前期比0.7%増となる見通し。 第14期(2022年7月期)は、固都税や資産運用報酬の増加により、前期予想比2.9%減益を見込む。減価償却費の28.0%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,644円となる見通し。 今後は資産規模2,000億円を目標とする。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,176百万円 | 4,843百万円 | 16.0% | 4,945百万円 | 2.1% |
当期利益 | 1,515百万円 | 1,825百万円 | 20.5% | 1,772百万円 | ▲2.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,371円 | 2,371円 | 0.0% | 2,302円 | ▲2.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 364円 | 383円 | 5.2% | 342円 | ▲10.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,735円 | 2,754円 | 0.7% | 2,644円 | ▲4.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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