(2016/09/14)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第2期(平成28年7月期)決算を発表した。 第2期における物件取得はないが、優先交渉権取得を目的とした匿名組合出資を行った。前期より運用日数が減少したため、営業利益ベースでは前期比30%減益となるも、上場費用がなくなったため、当期純利益は95.8%増益。当期減価償却費の35%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,618円となった。 期末のポートフォリオは29物件、資産規模(取得額合計)は309億円、有利子負債比率は50.6%と、前期と変動なし。 第3期(平成29年1月期)は、投資口の追加発行を行い、レジデンス20棟を取得。これにより前期比75.9%増益を見込む。減価償却費の35%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,600円となる見通し。 続く第4期(平成29年7月期)は、固都税が増加する一方、投資口発行費用がなくなるため、前期予想比1.2%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,625円となる見通し。
第2期実績 | 第3期予想 | 前期比 | 第4期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,110百万円 | 1,790百万円 | 61.3% | 1,791百万円 | 0.1% |
当期利益 | 330百万円 | 581百万円 | 76.1% | 588百万円 | 1.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,026円 | 2,056円 | 1.5% | 2,081円 | 1.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 592円 | 544円 | ▲8.1% | 544円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,618円 | 2,600円 | ▲0.7% | 2,625円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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