ケネディクス商業リート投資法人

J-REIT銘柄情報

3453 ケネディクス商業リート投資法人

ケネディクス商業リート投資法人が第12期決算を発表、1口当たり実績分配金(利益超過分配金含む)は7,095円

(2021/05/18)

ケネディクス商業リート投資法人が、第12期(2021年3月期)決算を発表した。 第12期は、「千葉北配送センター」等3物件を取得する一方、「代官山アドレス・ディセ」の持分一部を売却した。コロナ禍を要因とする賃料一時減額の終了、修繕費の減少、物件売却益454百万円が寄与し、前期比8.4%増益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,095円となった。 期末のポートフォリオは64物件、資産規模(取得額合計)は2,267億円、有利子負債比率は44.8%。 第13期(2021年9月期)は、投資口の追加発行を行い、「キテラタウン調布」等4物件を取得、「阪急オアシス枚方出口店」等3物件を売却する。これによる賃貸収益の増加、物件売却益648百万円が寄与し、前期比9.5%増益を見込む。投資口数が8.6%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,150円と前期比0.8%上回る見通し。緊急事態宣言下でもポートフォリオ全体の94.5%を占める生活密着型商業施設への影響は限定的であるが、飲食店等一部のサービス系テナントは感染状況次第で今後賃料減額や退去が発生する可能性から、引き続き業績予想に賃料減額を織り込む。 第14期(2022年3月期)は、「代官山アドレス・ディセ」の残持分を売却し、売却益344百万円を計上する。前期に取得した物件が通期寄与するが、物件売却益の減少により、前期予想比2.1%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,000円となる見通し。 有利子負債比率は、第13期末及び第14期末ともに44.3%程度となる見込み。

           
  第12期実績 第13期予想 前期比 第14期予想 前期比
営業収益 8,717百万円 9,495百万円 8.9% 9,129百万円 ▲3.9%
当期利益 3,798百万円 4,157百万円 9.5% 4,070百万円 ▲2.1%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
7,085円 7,141円 0.8% 6,991円 ▲2.1%
1口当たり利益超過分配金 10円 9円 ▲10.0% 9円 0.0%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
7,095円 7,150円 0.8% 7,000円 ▲2.1%

ケネディクス商業リート投資法人の記事を最新5件
2023/05/17
ケネディクス商業リート投資法人が第16期決算を発表、1口当たり実績分配金は6,514円
2023/05/12
ケネディクス商業リート投資法人が第17期業績予想を修正
2022/11/16
ケネディクス商業リート投資法人が第15期決算を発表、1口当たり実績分配金は6,484円
2022/10/06
ケネディクス商業リート投資法人が投資口追加発行、イーアス春日井等商業施設2物件を取得
2022/05/18
ケネディクス商業リート投資法人が第14期決算を発表、1口当たり実績分配金は7,090円
決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 野村不動産マスター +0.70%
2 星野リゾート +0.70%
3 ザイマックス +0.63%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。