(2019/08/19)
日本リート投資法人が、第14期(2019年6月期)決算を発表した。 第14期は、「亀戸アイマークビル」等5物件を取得、「FORECAST飯田橋」「マイアトリア名駅」を売却した。固都税、修繕費、資産運用報酬等が増加するが、物件売却益494百万円が寄与し、前期比12.7%増益、1口当たり分配金は9,617円となった。 期末のポートフォリオは90物件、資産規模(取得額合計)は2,492億円、有利子負債比率は46.9%。 第15期(2019年12月期)は、賃料増額により賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比9.1%減益を見込み、1口当たり分配金は8,737円となる見通し。 第16期(2020年6月期)は、修繕費や支払利息の減少により、前期予想比0.8%増益を見込み、1口当たり分配金は8,805円となる見通し。 引き続き中期目標である1口当たり巡航分配金9,000円、また償却後利回り4.0%以上の物件取得を堅持しながら資産規模3,000億円達成を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,982百万円 | 8,645百万円 | ▲3.8% | 8,565百万円 | ▲0.9% |
当期利益 | 4,326百万円 | 3,931百万円 | ▲9.1% | 3,961百万円 | 0.8% |
1口当たり分配金 | 9,617円 | 8,737円 | ▲9.2% | 8,805円 | 0.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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