(2019/10/15)
ヒューリックリート投資法人が、第11期(2019年8月期)決算を発表した。 第11期は「ヒューリック飯田橋ビル」「ヒューリック銀座7丁目ビル」を取得。これにより賃貸収益は増加したが、前期の物件売却益がなくなったため、前期比0.8%減益、1口当たり分配金は3,487円となった。 期末のポートフォリオは51物件、資産規模(取得額合計)は3,139億円、有利子負債比率は44.3%。 第12期(2020年2月期)は、投資口の追加発行を行い「ヒューリック銀座7丁目ビル」の追加持分や有料老人ホームの計3物件を取得。これにより前期比4.1%増益を見込む。投資口数4.9%増により、1口当たり分配金は3,460円と前期比0.8%減となる見通し。 第13期(2020年8月期)は、ホテルの変動賃料を計上する一方、テナント退去による減収や固都税の増加等により、当期利益は前期予想と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,460円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第12期末及び第13期末ともに43%程度を想定。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,137百万円 | 9,453百万円 | 3.5% | 9,504百万円 | 0.5% |
当期利益 | 4,361百万円 | 4,540百万円 | 4.1% | 4,540百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,487円 | 3,460円 | ▲0.8% | 3,460円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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