(2019/03/14)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第17期(2019年1月期)決算を発表した。 第17期は「グランクレールセンター南」を取得、「コンフォリア南青山DEUX」を売却した。前期に取得した物件の通期稼働や既存物件の賃料上昇が寄与するが、物件売却益の減少や支払利息の増加により、前期比0.6%減益。内部留保額を132百万円と前期より減額したため、1口当たり分配金は5,180円と3.9%上回った。 期末のポートフォリオは117物件、資産規模(取得額合計)は2,060億円、有利子負債比率は51.8%。 併せて「コンフォリアたまプラーザ」を取得することを発表。取得額は22.2億円。 第18期(2019年7月期)は、投資口の追加発行を行い、コンフォリアたまプラーザを含めレジデンス10物件を取得予定。前期の物件売却益がなくなるが、新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比0.6%増益を見込む。内部留保より39百万円を取崩すが、投資口数9.2%増加により、1口当たり分配金は5,040円と前期を2.7%下回る見通し。 第19期(2020年1月期)は、第18期に取得する物件の通期稼働等により、前期予想比0.8%増益を見込む。内部留保より45百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,090円となる見通し。 物件取得後の資産規模は2,269億円、現在の1口当たり巡航分配金は4,900円となる。引き続き中期目標である、資産規模3,000億円、1口当たり巡航分配金5,000円を目指す。
第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,128百万円 | 8,360百万円 | 2.9% | 8,459百万円 | 1.2% |
当期利益 | 3,172百万円 | 3,191百万円 | 0.6% | 3,215百万円 | 0.8% |
分配金総額 | 3,040百万円 | 3,229百万円 | 6.2% | 3,261百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 5,180円 | 5,040円 | ▲2.7% | 5,090円 | 1.0% |
<取得> | |||||
物件名称 | コンフォリアたまプラーザ | ||||
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区美しが丘 | ||||
取得金額 | 2,220百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 4.5% | ||||
還元利回り | 4.1% | ||||
竣工時期 | 2005年3月1日 | ||||
取得日 | 2019年3月20日 | ||||
売主 | 非開示 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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