アクティビア・プロパティーズ投資法人

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アクティビア・プロパティーズ投資法人が第18期決算を発表、1口当たり実績分配金(利益超過分配金含む)は9,547円

(2021/01/15)

アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第18期(2020年11月期)決算を発表した。 第18期における物件取得はなし。前期の物件売却益の反動減、また固都税が増加する一方、前期に取得した恵比寿プライムスクエアの通期稼働、オフィスビルの賃料増額、ホテルの歩合賃料により、前期比0.4%増益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は9,547円となった。なお、コロナ禍の影響で、商業テナントで157件の賃料減額要請を受け、そのうち79件に合意する一方、代替条件として、減額期間終了後の増額、売上歩合、解約禁止期間の延長等を設定。 期末のポートフォリオは44物件、資産規模(取得額合計)は5,091億円、有利子負債比率は46.5%。 第19期(2021年5月期)は、コロナ禍の影響からオフィスの解約が先行し、フリーレントを反映した実質的な賃料発生稼働率は92.6%に低下。商業テナントの賃料減額が減少するが、オフィスの収益減、ホテルの歩合賃料がなくなること等により、前期比2.8%減益を見込み、1口当たり分配金は9,280円となる見通し。 第30期(2021年11月期)は、オフィスの実質的な賃料発生稼働率が97.4%に回復する見込み。固都税が増加する一方、オフィスの収益改善、商業施設の減額の縮小により、前期予想比0.2%増益を見込み、1口当たり分配金は9,300円となる見通し。 オフィスビルの賃料ギャップは縮小傾向であるが、立地やクオリティの強みを活かし、賃料水準にこだわったリーシングに注力し引き続き賃料増額を目指す。

           
  第18期実績 第19期予想 前期比 第20期予想 前期比
営業収益 15,073百万円 14,927百万円 ▲1.0% 15,262百万円 2.2%
当期利益 7,363百万円 7,157百万円 ▲2.8% 7,172百万円 0.2%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
9,514円 9,280円 ▲2.5% 9,300円 0.2%
1口当たり利益超過分配金 33円 0円 ▲100.0% 0円 -
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
9,547円 9,280円 ▲2.8% 9,300円 0.2%

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