(2019/07/12)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第15期(2019年5月期)決算を発表した。 第15期は、投資口の追加発行を行い、「東急プラザ銀座」の底地、「キュープラザ原宿」「EDGE心斎橋」を取得する一方、「A-FLAG赤坂」の共有持分50%を売却した。 これによる賃貸収益やオフィスビルの賃料増額、物件売却益341百万円が寄与し、前期比15.4%増益。投資口数が10.4%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は10,017円と前期比4.5%増となった。 期末のポートフォリオは45物件、資産規模(取得額合計)は5,004億円、有利子負債比率は45.6%。 第16期(2019年11月期)は、「A-FLAG赤坂」の残り持分を売却。固都税や修繕費が増加するが、前期に取得した物件の通期稼働、ホテル歩合賃料計上、オフィスビルの賃料増額が寄与し、当期純利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は10,018円となる見通し。 第17期(2020年5月期)は、資産運用報酬や修繕費が減少するが、前期の物件売却益やホテル歩合賃料がなくなるため、前期予想比3.2%減益を見込み、1口当たり分配金は9,700円となる見通し。 オフィスビルの内部成長を軸として、今後2~3年以内に巡航ベースの1口当たり分配金10,000円達成を目指す。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 14,843百万円 | 15,536百万円 | 4.7% | 14,883百万円 | ▲4.2% |
当期利益 | 7,725百万円 | 7,726百万円 | 0.0% | 7,481百万円 | ▲3.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含まない) |
10,003円 | 10,018円 | 0.1% | 9,700円 | ▲3.2% |
1口当たり 利益超過分配金 |
14円 | 0円 | - | 0円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
10,017円 | 10,018円 | 0.0% | 9,700円 | ▲3.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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