(2016/03/15)
森ヒルズリート投資法人が、第19期(平成28年1月期)決算を発表した。第19期は、六本木ヒルズ森タワーを追加取得(取得額は120億円)。後楽森ビルの稼働率が低下する一方、新規取得及びアークヒルズサウスタワーのパススルー型契約変更による収益増加、支払利息の減少等が寄与し、前期比5.7%増益、1口当たり分配金は2,502円となった。期末のポートフォリオは10物件、資産規模(取得額合計)は2,937億円、有利子負債比率は44.5%。第20期(平成28年7月期)は、期初に投資口の追加発行を行い、六本木ヒルズ森タワーを追加取得(取得額は461億円)。これにより前期比12.3%増益を見込む。投資口数が11.5%増加するも、1口当たり分配金は2,520円と前期を0.7%上回る見通し。続く第21期(平成29年1月期)は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比2%増益を見込み、1口当たり分配金は2,570円となる見通し。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,748百万円 | 7,757百万円 | 15.0% | 8,193百万円 | 5.6% |
当期利益 | 3,927百万円 | 4,411百万円 | 12.3% | 4,499百万円 | 2.0% |
1口当たり分配金 | 2,502円 | 2,520円 | 0.7% | 2,570円 | 2.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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