(2022/10/20)
日本アコモデーションファンド投資法人が、第33期(2022年8月期)決算を発表した。 第33期は、「パークアクシス菊川」を取得する一方、「ドーミー洛北」を売却した。期中平均稼働率は96.5%と前期より0.3ポイント低下したが、入替時の賃料変動率は+2.1%と上昇率が5期ぶりに増加に転じた。既存物件の増収や売却益107百万円が寄与し、前期比0.3%増益。売却益を内部留保とし、1口当たり分配金は10,299円と前期比1.8%減となった。 期末のポートフォリオは134物件、資産規模(取得額合計)は3,399億円、有利子負債比率は51.6%。 第34期(2023年2月期)は、平均稼働率96.8%と0.3ポイント上昇する想定。前期の物件売却益がなくなる一方、非繁忙期に伴う費用減少により、当期利益は前期と同水準を見込む。1口当たり分配金は10,510円と、内部留保を行った前期より2%増となる見通し。 第35期(2023年8月期)は、平均稼働率96.5%を想定する。繁忙期に伴う費用増加により、前期予想比3.6%減益を見込み、1口当たり分配金は10,130円となる見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,434百万円 | 12,265百万円 | ▲1.4% | 12,369百万円 | 0.8% |
当期利益 | 5,292百万円 | 5,291百万円 | ▲0.0% | 5,100百万円 | ▲3.6% |
分配金総額 | 5,185百万円 | 5,291百万円 | 2.0% | 5,100百万円 | ▲3.6% |
1口当たり分配金 | 10,299円 | 10,510円 | 2.0% | 10,130円 | ▲3.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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