(2022/01/18)
SOSiLA物流リート投資法人が、第4期(2021年11月期)決算を発表した。 第4期は「LiCS成田」を取得。固都税や資産運用報酬の増加により営業利益ベースでは前期比減益となったが、投資口発行費用の減少等により、当期利益は前期比2.2%増加。減価償却費の30%相当と一時差異等調整引当額の計163百万円を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,577円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は1,061億円、有利子負債比率は40.1%。 第5期(2022年5月期)は、投資口の追加発行を行い、「SOSiLA海老名」の追加持分等、3物件を取得する。これにより前期比9.4%増益を見込む。投資口数11.4%増加により、1口当たり利益分配金は前期比1.9%減となる。減価償却費の30%相当と一時差異等調整引当額の計193百万円を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,550円となる見通し。 第6期(2022年11月期)は、前期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比2.9%増益を見込む。分配金の平準化を目的に利益超過分配を219百万円に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,654円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第5期末に39.2%、第6期末に38.9%と、第4期末より低下する想定。 引き続きスポンサーである住友商事が開発する消費地近接型物流施設に加え、外部の物件も取得し、中期目標である資産規模2,000億円を目指す。
第4期実績 | 第5期予想 | 前期比 | 第6期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,143百万円 | 3,541百万円 | 12.7% | 3,712百万円 | 4.8% |
当期利益 | 1,412百万円 | 1,545百万円 | 9.4% | 1,589百万円 | 2.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,309円 | 2,266円 | ▲1.9% | 2,332円 | 2.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 268円 | 284円 | 6.0% | 322円 | 13.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,577円 | 2,550円 | ▲1.0% | 2,654円 | 4.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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