(2019/03/12)
サンケイリアルエステート投資法人が、本日上場した。初値は97,000円と発行価格である100,000円を3%下回ったが、終値は100,700円と上回った。 上場時の調達資金で「サンケイビル」等8物件(取得額計433億円)を取得し運用を開始する。 併せて第1期から第4期までの業績予想を発表。 第1期(2019年8月期)の実質的な運用期間は上場日からの173日間。当期純利益は263百万円、1口当たり分配金は1,099円となる見通し。 運用期間が6ヶ月となる第2期(2020年2月期)は、運用日数の増加による増収、前期の投資口発行費用がなくなること、金融コストの低下等により、前期予想比119%増益を見込み、1口当たり分配金は2,414円となる見通し。 第3期(2020年8月期)は、固都税の通期計上に伴い、前期予想比8%減益を見込み、1口当たり分配金は2,223円となる見通し。 第4期(2021年2月期)は、修繕費の増加を見込む一方、賃貸収入の増加により、前期予想比0.6%増益、1口当たり分配金は2,235円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第1期末に46.8%、第2期末は45.7%、第3期及び第4期末は45.8%を想定。
第1期予想 | |||
営業収益 | 1,140百万円 | ||
当期利益 | 263百万円 | ||
1口当たり分配金 | 1,099円 | ||
※第1期の実質的な運用期間:2019/3/12~2019/8/31の173日間 | |||
第2期予想 | (第1期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 1,222百万円 | 1,140百万円 | 7.2% |
当期利益 | 578百万円 | 263百万円 | 119.8% |
1口当たり分配金 | 2,414円 | 1,099円 | 119.7% |
第3期予想 | (第2期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 1,279百万円 | 1,222百万円 | 4.7% |
当期利益 | 532百万円 | 578百万円 | ▲8.0% |
1口当たり分配金 | 2,223円 | 2,414円 | ▲7.9% |
第4期予想 | (第3期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 1,295百万円 | 1,279百万円 | 1.3% |
当期利益 | 535百万円 | 532百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 2,235円 | 2,223円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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