J-REIT、インフラファンドのIR祭り
(写真/iStock)
2018年2月24日(土)、日本における証券取引の中心地東京証券取引所で株式会社東京証券取引所(日本取引所グループ)と株式会社日経ラジオ社、株式会社プロネクサスの三社を主催とするイベント「J-REITファン2018」が開催されました。
これはJ-REITやインフラファンドについて個人投資家の理解を深め、活発な投資とより良い資産形成に繋げてもらうことを目的としたイベントで、1年1回のペースで開催されています。
今年はJ-REIT、インフラファンド合わせて17社が参加し、ブースや講演会で積極的に投資家に自社の強みや投資対象としての魅力をアピールしていました。
今回、そうしたJ-REIT各社のアピールや著名人も参加しての特別講演会の内容から特に印象に残ったものを中心にご紹介していきたいと思います。
まずは物流特化型J-REITから参加したラサールロジポート投資法人と三菱地所物流リート投資法人です。
上場したのはラサールロジポート投資法人が2016年2月、三菱地所物流リート投資法人が2017年9月とどちらも比較的若い部類に属するJ-REIT銘柄ですが、国際的な不動産運用業の大手で日本では2003年と非常に早いうちから先進的大規模物流施設の開発に取り組んできたラサールグループ、そして日本を代表する不動産会社の一角である三菱地所グループと両REITともに強力なスポンサーがバックに控えています。
そんな両REITが投資先を選ぶ上で重視していると揃って挙げたのが、交通アクセスの利便性と労働力確保のしやすさを兼ね備えた立地であるかどうかという点です。昨今、Eコマースの拡大や企業が物流施設に求める機能の多様化・高度化が進んでいますが、それに対応できる人材をまとまった人数で確保できるか否かがシビアに物流施設の競争力、ひいては収益性に反映される状況だと言えそうです。
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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